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教皇選挙
¥2,750
ロバート・ハリス著、人見謙剛 訳。 2025年度のアカデミー賞を受賞した同名の映画の原作小説の日本語訳です。 カトリック用語はカトリック中央協議会による確認済み。 文庫、ソフトカバー、帯、約368ページ。電子書籍は出ません。 発送時期は11月19日のDVDとブルーレイの発売日と同時期を予定しております。 【内容紹介】 使徒座空位――教皇の玉座は空位となった。厳粛に閉ざされた礼拝堂で教皇選挙が行われるが、その裏には複数の問題が残されていた。 保守派と改革派が対立し、信仰と責務が交差する中でロメリは教会の未来を憂う。 様々な思惑が渦巻く中、秘密裏に任命された枢機卿が姿を現し事態は混迷を極める。 2025年アカデミー賞受賞の大ヒット映画の原作小説、ついに刊行!!
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ファインマンさんと物理学 型破りな科学者の生涯と業績
¥7,920
予約商品
この本は、物理学者リチャード・ファインマンの人生をたどって、専門用語を使わずに、近代物理学を飛躍的に発展させた彼の貢献を描いています。ファインマンの思考は型破りで、常にものごとの真相を捉えようとしていました。そうして直観力を磨いた結果、彼は優れた物理学教師になりえたのです。 ファインマンが並外れた直観力を発達させていく過程は、近代物理学の時代精神という文脈の中で説明されています。ファインマンがもっていたアイディアはどれだけ先進的だったのか、量子力学と場の量子論の発展にどのように貢献したのか、ファインマンの方法論はどのように理解するが良いかという観点です。 読みだしたらたちまちとりこになるこの本で、2018年に生誕100年を迎えた天才物理学者について理解を深めましょう。 -------------------------------- Feynman und die Physik: Leben und Forschung eines außergewöhnlichen Menschenの翻訳本。予定はA5版で、ページ数はおそらく350ページほど。現在作業中なので正確なページ数はまだわからないんですよね~スミマセン。おそらく12月か1月ごろに出せると思います。Kindleなど電子書籍は出ません。 「ご冗談でしょう、ファインマンさん」という本を知ってますか? 岩波書店から1986年に出た本なんですが、それが本当に面白く、まだ絶版になっていないんです。 この本はどれだけ強調してもし足りないほどの名著であり、あまりにも影響力が強いので、その後ファインマンのことをテーマにした本を出すときは、さん付けするという謎の慣例があるくらいなのです。こんな例が他にあるでしょうか。 もし多感な時期に「ご冗談でしょう…」を読んだら科学者になりたいと思う可能性があります。不良少年少女なら更生させられるかもしれません。勉強に興味が持てない子供に一念発起させられるかもしれません。 で、「ファインマンさんと物理学」ですが、ファインマンはもう没後37年を数えるというのに、まだ新しい本が出るのです。すごいことだと思いませんか? これがその本です。 これはファインマンの業績を高校生レベルの知識で理解できるように解説したものです。 ともすれば無味乾燥である物理がこんなにも面白くなるとは、読む前には信じられないでしょう。あなたが高校生ならぜひ保護者の方にこの本を買うよう頼んでください。大学生でもいいですよ。なに7920円なんてあなたに勉強するやる気を持たせられるなら安いものです。あなたに子供がいるならその子に買い与えるのにピッタリです。「ご冗談でしょう…」を読んでファインマンに興味を持たないなんてありえないですから、まずそれを読ませるのもアリかもしれません。最高に面白い本ですから。そう、これが「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」です。そうすれば勝ったも同然です。